勉強は何のためにするの?
お子さんに聞かれたり、自ら疑問に感じたりしたことがある人も多いだろう
このブログでも幾度となく取り上げてきた
勉強の目的の一として、
世の中の仕組みを知ること
が挙げられる
学校を卒業すると、仕事を通して社会とかかわりを持ち、
自らお金を稼ぎ、経済的・社会的に自立していく必要がある
そこで、
ただ与えられた仕事をこなしていくだけではなく
世の中のしくみを積極的に理解しようとし、
どうすれば末永く幸せに暮らせるようになるかを常に考える能力が必要、
この能力を身に付けるにはやはりコツコツと勉強することが不可欠だ
20年近く前に放送されたドラマ「女王の教室」をご存じだろうか
主人公の女性教師は生徒たちにこう言っている
(※表現をソフトに、また現代に合わせて一部変更しています)
努力しない者は、差別と不公平に苦しむ。
努力した者は、様々な特権を得て、豊かな人生を送ることが出来る。
それが、社会というものです。
世の中は、そういう特権を得た人たちが楽しく幸せに暮らせるように、そうでない人々がよくない条件で働き、高いお金を払うことで成り立っているんです。
そういう特権を得たの人たちが、そうでない人々に何を望んでるか知ってる?
今のままずーっとそのままでいてくれればいいの。
世の中の仕組みや不公平なんかに気づかず、何も考えずゲームをしたり動画でも見たりしながら、ぼーっと過ごして、会社に入ったら上司の言うことをおとなしく聞いて働いていてくれればそれでいいの。
今もしあなたが学生・生徒なら、親御さんや先生に
勉強しろー
って言われたことがある人も多いだろう
何もそれはあなたに対する嫌がらせなどではなく
将来、幸せになるための能力や知識を身に付けてほしいからなんだ
ところが、
社会に出ると、学生時代とはまた違った競争が待っている
あなたが努力し競争に勝てば、誰かが負けることになる
その誰かは、決してあなたに努力しろ、頑張れとは言わない
(※ win-winこそ理想という考え方もあるがここでは割愛する)
では「世の中の仕組み」を知るにはどうすればいいか
それは小学校から高校までに学ぶ内容、すべてにかかわってくる
具体的に挙げ出したらキリがないので、参考になりそうな過去記事を貼っておく ↓
塾で生徒に
「これって、何のために勉強してるの?」「何の役に立つの?」
などと聞かれたときに答えに困ることもあるだろうが
子供がそんな疑問を持ったときこそ、厳しい現実を知るチャンスかもしれない
( ↓ 当スクールHPへ)