最初に言っておく
やる気のない子(子供に限らない)を
簡単にやる気にさせる特効薬のようなものはない
結果的にやる気を出した場合、
「あの一言が効いた」
というのはよくあることだが、
子どもをやる気にさせることは、
単に「もっとやる気を出せ」と繰り返すだけで
そうなるほど容易な道のりではない
かといって
ただ手こまねいているわけにもいかない
そこで、少しでもモチベーションを上げるために、
子どものタイプ別アプローチ法を考えてみよう
ここでは、
子どものタイプを次の4つに分類してみた
①地道コツコツ型
②特定分野集中型
③楽天マイペース型
④ユーモラスひょうきん型
かなり大雑把な分け方で、
「どれにも属さない」「複数当てはまる」
などのご指摘もあるだろう
そこはご容赦願いたい
①地道コツコツ型
良くない声掛け
✕「たくさん間違えてるねー」 ✕「いい点数とれたねー」
良い声掛け
〇「よく頑張ったよ」 〇「よく頑張ったからこそ出せた結果だね」
※できていないところを自ら気にするタイプなので、敢えて指摘は不要
※コツコツ努力に意義があると自身も思っているので、そこを褒めると良い
②特定分野集中型
良くない声掛け
✕「それだけができてもダメ、他も頑張らないと」
良い声掛け
〇「へえ、よくできるねー」 ○「そんなに凄いなら、何でもできそうね!」
※せっかくの強みを否定するような声掛けは禁句
③楽天マイペース型
良くない声掛け
✕「どうしてこんなにできないの!」 ✕「なんでやらないの!」
良い声掛け
○「●●が得意じゃない!」 ○「どうすればいいか、一緒に考えよう」
※大人の基準で強く働きかけても響かない
※やるべきことを自分では決めるのは苦手なので、考える手助けが必要
④ユーモラスひょうきん型
良くない声掛け
✕「●●(性格・勉強法など)なところを直した方がいいよ」
良い声掛け
〇「今回のテスト、どんなふうに取り組めば良いか、考えてみよう」
〇「今回のテスト、なぜ良くなかったか、よく考えてみて」
※人の言うことをあまり聞かないので、必要なことは腰を据えて伝える
(↓ 一度、見に来ませんか?)