(注:本来、英語の発音は発音記号で示すべきですが、ここでは便宜上カタカナを使用します)
英検、定期テスト、またほとんどの公立高校入試では、リスニングテストが課せらされる。
しかし、学年や級が上がるにつれ、覚えなければならない単語が増えてきて意味を覚えるので精一杯となり、発音はあやふや…となりがちではないだろうか?
ここで断言する。
そもそも発音がわからない単語、声に出して正しく読めない単語は聞き取れない。
例えばsaysの発音を「セイズ」と思い込んでいては、リスニング中に「セズ」という音が聞こえても、瞬時にこれがsayの三単現とは認識できない。
ほぼローマ字読み発音すればよい単語もあるが、中には見た感じと実際の発音がかなり異なる単語もあるので要注意だ。
もしかしたら発音を間違って覚えているかもしれない英単語の例を5つ挙げておく。
① says、said
意味:say(言う)の三単現、過去形
発音:says → セズ said → セド
sayの発音につられて
「セイズ 」「セイド 」
にならないようにね!
②alcohol
意味:アルコール
発音:アルカホーゥ
日本語発音と違い、hを発言します!
③women
意味:「女の人」の複数形
発音:ウィミン
「ウーメン」じゃないよ!
④infamous
意味:恥ずべき、悪名高い(無名ではない!)
発音:インファマス
「インフェイマス」と読まないでね!
⑤bury
意味:埋める
発音:ベリー
「ブリー」ではない!いちごの berry と同じ発音。
どうだろうか?
ここに挙げたのはほんの一部で、他にも多くの人が発音できない、または間違った発音で覚えてしまっている単語はいくつでもある。
ではどうすれば良いか?
それには音読を習慣化するのが効果的だ。
音読は全くやらない、やりたくない、面倒くさい!という人もいるだろう。
これも断言する。
音読は効果的だ。
みんながやりたがらないからこそやる価値がある。
今はほぼ全ての中学教科書でQRコードから音声を聴くことができる。
また、市販教材を使う際も音声データがついたものを選ぶのが良い。
ぜひ活用してほしい。