勉強する上で、「覚える」ことは大切。
もっとも、理解もせずに覚えるだけではダメっていうのも間違いではないが、ここでいう「覚える」っていうは最低限、記憶しておかなくてはならない知識のこと。
よく生徒が「覚えられないんです」って言ってる。
保護者の方々からもよく「うちの子、覚えるのが苦手で…」と聞く。
小学生までは、何気なく授業を受けて、何気なくテストを受けて
テストでそれほど低い点を取ることはなかった子も、
中学生になった途端、覆えることにとても苦労する
特に、英単語、英文法
中学の勉強って、当然、小学校より難しいことをたくさん覚えなければいけない
だから、これまで何気なく授業を聴いていただけでテストで良い点を取ってた子も
ノー勉なんかでテストで高得点を取るのは難しい
ではどうすればいい?
覚えるって、実は「思い出す練習」のこと
後で答えを見て「覚えてたんだけど書けなかった」は、覚えたとは言えない
だから、習ったらすぐに、答えを見ずに、
英単語を書いてみる
問題を解いてみる
教科書やノートも見てはいけない
そして答え合わせ
何も見ずにできたところがテストでもできるところ
その数が今のキミの実力
どうしても思い出せなかったところはテストでもできないところ
ここを、何も見ずに正解できるまで、解きなおさなければいけない
実は「勉強」っていうのはここから
教科書を読んだり、ノートにまとめたりするのはその準備に過ぎない
もう一度言う
「覚える」っていうのは、「何も見ずに思い出せる」ようになること
それには、
日本語を見て英単語に直してみる、問題を解いてみる
っていうこと
これを完璧にできるまで繰り返すこと
慣れるまで大変だけど、ここを乗り越えない限り、
いつまでたっても覚えることはできない