嫌われる勇気

学力を身につけるには、嫌われる勇気が必要だ。

 

友達がたくさんいる人は、周りの人々に自分からどんどん声をかけていくタイプが多いだろう。

 

嫌われたらどうしようと必要以上に恐れていれば、なかなか友達はできない。

 

積極的にたくさんの人に声をかけ続ければ、時には相性の合わない人に当たったりして、時には傷つくこともある。

 

そういった経験もしながら、たくさんの友達を作っていくことができる。

 

これは勉強にも通じるところがある。

 

問題を解いている最中、解答欄に答えを書く前に、講師や友達に合っているかどうかを確認したがる生徒がいる。

 

「これの答え、〇〇で合ってる?」と。

 

そんな時はこちらから答えは教えず

「まず自分が正しいと思う答えを書いてごらん、合ってたら◯をつけてあげる」

と言うことにしている。

 

書いた答えが間違っていれば、レ印をつけ、どこが違うのか解説する。

 

答えを書く前に確かめたがる子は、レ印をつけられることを極端に恐れているのだ。

 

そんなことでは学力は身につかない。

 

間違えたところ、出来なかったところをしっかり見直し、自力で出来るようにしなければならない。

 

人に「嫌われる勇気」を持っている子が結果的にたくさんの友達を作れるのと同じように、答えを「間違える勇気」がある子の方がどんどん力をつけていく。

 

勉強する時は勇気を持ってどんどん間違えてほしい!